低収入の僕がアルファードを選んだ理由!貧乏人だからこそアルファードを買うに至った背景

2025-05-11

トヨタが誇る高級ミニバン、アルファード。その堂々たる佇まい、豪華絢爛な内装、そして広々とした快適な移動空間は、多くの人々にとってまさに「憧れの存在」ですよね。しかし同時に、その車両価格や維持費の高さから、「自分のような低収入の人間には到底手が届かない」と、最初から諦めてしまう方も少なくないのではないでしょうか。

何を隠そう、この僕自身も、数年前まではそう固く信じ込んでいた一人でしたから。「貧乏だからアルファードは無理」…世間ではそれが常識かもしれません。しかし、現在のリセールを考えると、お金にシビアだからこそアルファードを選ぶ価値はあります

この記事では、僕のような貧乏サラリーマンの一般ピーポーが、なぜ周囲の反対を押し切ってアルファードを選んだのか、そして貧乏だからこそアルファードを買うに至った意外な背景と、それを実現させた具体的な道のりを、包み隠さずお話ししたいと思います。

1. 「低収入にアルファードは無理?」世間の声と僕の現実

まずは、僕がアルファードに憧れ、そして「無理だ」と言われ続けた日々についてお話しします。

1-1. 憧れのアルファード:高級ミニバンへの遠い道のり

僕がアルファードに強く惹かれたのは、やはりその圧倒的な存在感と、他のミニバンとは一線を画す上質な室内空間でした。家族や友人を乗せて、広々とした快適な空間でドライブを楽しみたい。そんな夢を描いていました。しかし、中小サラリーマンの僕の収入は、お世辞にも高いとは言えません。毎月の給料は生活費でほとんど消え、ボーナスも不安定。新車のアルファードなんて高嶺の花だと思っていました。

1-2. 周囲の反応とプレッシャー

アルファードが欲しいと周囲に漏らすと、決まって返ってくるのは「買えるの?」「維持費どうするんだよ」「身の丈に合った車を選べ」といった、心配や嘲笑の混じった言葉でした。確かに、正論です。僕自身も、「やっぱり無理だよな…」と半分諦めていました。この「身の丈に合わない」というプレッシャーは、想像以上に重くのしかかりました。

1-3. それでも僕がアルファード購入に踏み切った理由

しかし、僕の中には、どうしてもアルファードでなければならない「たった一つの強い想い」がありました。それは、「大切な家族に、最高の移動空間と最高の思い出をプレゼントしたい」という、父親としての、そして夫としての純粋な願いでした。

子供たちの笑顔、妻とのドライブ、両親を乗せての旅行…アルファードなら、その全てがもっと特別なものになる!そう信じていたのです。両親もいつまでも元気で居られるかわからないし…。この想いが僕を突き動かす原動力となったのです。

2. 貧乏だからこそ見えた!僕がアルファードに惹かれた3つの理由

「貧乏なのに、なぜわざわざ高価なアルファードを?」そう思われるかもしれません。しかし、僕にとっては「貧乏だからこそ」アルファードに惹かれた、と言える理由があったのです。

2-1. 理由①:圧倒的なリセールバリュー(=資産価値)

アルファードは、中古車市場でも非常に人気が高く、驚くほどリセールバリュー(再販価値)が高いのです。つまり、数年後に売却する際の価格が、他の同価格帯の車と比較して格段に高い傾向にあります。中古車価格を見ると、なぜだかどうして新車と変わらない値段で売られている中古車も見かけます。

これは僕にとって非常に重要なポイントでした。もし万が一、維持が困難になった場合でも、大きな損失を出すことなく手放せる可能性が高い。あるいは、数年乗って乗り換える際も、次の車の頭金として期待できる。これは、初期費用やローン返済の心理的なハードルを大きく下げてくれました。ある意味、「資産」としてアルファードを見ることもできる、と考えたのです。

2-2. 理由②:家族のための「最高の移動空間」は何物にも代えがたい

僕にとって、車は単なる移動手段ではありません。特に家族と過ごす時間は限られています。その貴重な時間を、できる限り快適で、安全で、そして笑顔があふれるものにしたい。アルファードの広々とした室内、上質なシート、静粛性の高い空間は、まさに家族にとって「最高の移動空間」を提供してくれます。

子供たちが後席でゆったりとくつろぎ、長距離移動でも疲れない。妻もリラックスして景色を楽しめる。この「移動時間の質」は、お金では買えない価値があると考えました。低収入だからこそ、数少ない家族旅行や帰省の機会を、最大限に良いものにしたかったのです。

2-3. 理由③:「いつかは」を「今」にするための自己投資とモチベーション

「いつかお金が貯まったらアルファードを買おう」…そう思っていても、その「いつか」は永遠に来ないかもしれません。僕は、「今、家族と一緒に過ごせるこの瞬間」を最大限に大切にしたいと考えたのです。

アルファードを購入するという大きな目標を立て、それを達成することは、僕自身の仕事へのモチベーション向上や、日々の生活に張り合いをもたらしてくれる「自己投資」でもあると感じました。「貧乏だから何もできない」と諦めるのではなく、「貧乏だからこそ、目標を持って頑張る」というポジティブなエネルギーに転換したかった、というのも正直な気持ちです。

3. 低収入の僕のアルファード購入&維持計画の全貌

もちろん、精神論だけではアルファードは買えません。具体的な計画と、涙ぐましい(?)努力が必要でした。

3-1. 購入戦略:中古車という選択、ローンの賢い組み方

  • 狙いは「中古の高年式・低走行車」: 新車は到底無理なので、ターゲットは中古車に絞りました。特に、3年~5年落ち程度の比較的新しいモデルで、走行距離が少ないもの。これなら、新車に近い満足感を得つつ、価格を抑えられます。僕が目を付けたのは、当時の30系後期のS Cパッケージでした。
  • 頭金は「ほぼゼロ」からのスタート: 正直、頭金は数十万円程度しかありませんでした。そこで、「フルローン」に近い形で購入することを決意。ただし、金利負担を少しでも減らすため、複数の金融機関のマイカーローンを徹底的に比較し、最も低金利なローン会社で決めました。
  • ローンの組み方: 返済期間を長めに設定し(7年)、月々の返済額を無理のない範囲に抑えることを最優先。ただし、総支払額が増えることは覚悟の上です。ボーナス払いを併用するかどうかも慎重に検討しました。
  • 下取り車の活用: それまで乗っていたコンパクトカーを、少しでも高く売却できるよう、複数の買取業者に見積もりを取りました。これが、わずかながらも実質的な頭金代わりになりました。

3-2. 維持費捻出術:固定費削減、徹底した燃費運転

アルファードは購入費用だけでなく、維持費もかかります。ここでも工夫が必要でした。

  • 自動車保険の見直し: 複数社の見積もりを取り、補償内容を吟味し、不要な特約はカット。車両保険は必須と考えましたが、免責金額を設定するなどして保険料を抑えました。
  • 駐車場代の節約: 自宅に駐車場はあったものの、もしなければ月極駐車場の安いところを探す、あるいは少し離れても安い地域で借りる、といった工夫が必要だったでしょう。
  • 燃費運転の徹底: アクセルワークを丁寧にし、急発進・急加速を避ける「エコドライブ」を徹底。ハイブリッドモデルを選んだのも、少しでも燃料代を抑えるためです(それでも街乗りでは思ったより伸びませんが…)。
  • DIYメンテナンス(できる範囲で): 簡単な洗車や室内清掃、ワイパー交換などは自分で行い、工賃を節約。オイル交換などの重要なメンテナンスは、付き合いのある整備工場で良心価格で行ってもらうようにしました。

3-3. 生活編:趣味や娯楽の我慢、節約生活のリアル

正直に言えば、アルファードを維持するために、他の部分で節約や我慢を強いられることもあります。

  • 外食の回数を減らす。
  • 個人的な趣味(例えば飲み会や新しいガジェット購入など)にかけるお金を減らす。
  • 格安スマホへの乗り換えや、不要なサブスクリプションサービスの解約。

「車のためにそこまでするの?」と言われることもありますが、僕にとっては「家族との時間」や「アルファードに乗る喜び」が、それらの我慢を上回る価値があったのです。

4. アルファードを手にして変わったこと

苦労して手に入れたアルファード。実際にオーナーになってみて、僕の生活や気持ちはどう変わったのでしょうか?

4-1. 快適な週末ファミリードライブ

これが何よりも大きな変化であり、最大の喜びです。

  • 子供たちの反応: 広い後席でゆったりとDVDを見たり、お菓子を食べたり。長距離移動でもぐずることが減り、車での移動そのものを楽しんでくれるようになりました。あの嬉しそうな顔を見るたびに、買ってよかったと思います。
  • 妻の満足度: 以前のコンパクトカーでは窮屈だった移動も、アルファードならリラックスして過ごせるように。助手席やセカンドシートの快適性は、妻からも好評です。
  • 両親を乗せての旅行: 足腰の弱ってきた両親を乗せて、温泉旅行などにも行けるようになりました。乗り降りのしやすさや、移動中の快適さは、高齢者にとっても大きなメリットです。

4-2. 所有欲が満たされたことによる日々の活力

自宅の駐車場に鎮座しているピカピカのアルファードを見る度に、何とも言えない達成感のようなものを感じます。毎日の仕事にも前向きなエネルギーを与えてくれます。今後も大事に乗り続けるという活力に繋がっています。

4-3. 周囲の見る目が変わった(意外な反応)

正直、「無理してる」「見栄っ張り」と思われるかなと思っていましたが、意外にも周囲の反応は温かいものが多かったです。もちろん、一部にはそういった見方をする人もいるかもしれませんが、多くの友人や同僚は、「すごいな!」「頑張ったな!」と素直に祝福してくれました。 

5. 低収入でもアルファードは夢じゃない

もしあなたが、かつての僕のように「収入は少ないけど、アルファードに乗りたい」と強く願っているなら、伝えたいことがあります。

5-1. 大切なのは情熱と具体的な計画

まず、「なぜアルファードが欲しいのか?」「アルファードで何をしたいのか?」という根本的な問いに、自分自身で明確な答えを持つことが大切です。その「想い」が強ければ強いほど、困難を乗り越える力になります。 そして、その想いを実現するためには、現実的な資金計画と、具体的な行動が不可欠です。漠然と「欲しいな」と思っているだけでは、夢は夢のまま終わってしまいます。

5-2. 無理のない資金計画の重要性

アルファードは高価な車であり、維持費もかかります。背伸びをしすぎた無理なローンは、必ず後で生活を圧迫します。

  • 家計の見直し: まずは自分の収入と支出を正確に把握し、どこをどれだけ節約できるかを見極めましょう。
  • ローンシミュレーション: 複数の金融機関でローンシミュレーションを行い、月々の返済額、総支払額、金利などを徹底的に比較検討しましょう。
  • 専門家への相談: 必要であれば、ファイナンシャルプランナーなどに相談し、客観的なアドバイスをもらうのも良いでしょう。

5-3. 他人の目より自分の価値観を信じる勇気

「低収入なのにアルファードなんて…」という周囲の声は、気になるかもしれません。しかし、最終的に決めるのはあなた自身です。他人の評価や常識に縛られず、自分と家族にとって何が本当に大切なのか、という価値観をしっかりと持ちましょう。 僕にとっては、アルファードは「見栄」ではなく、「家族との時間を豊かにするための投資」でした。

また、高いリセールバリューから「資産」という捉え方もできるため、家族の時間を楽しめて尚且つ車両を手放すときも値崩れしにくいという安心感は、トータルでコスパが最高だと感じます。

5-4. アルファードオーナーになるための情報収集のすすめ

  • 中古車情報サイトを徹底的にチェック: 様々な年式、グレード、価格帯のアルファードを比較検討しましょう。相場観を養うことが大切です。
  • オーナーレビューやブログを読む: 実際に所有している人のリアルな声(メリット・デメリット、維持費など)は非常に参考になります。
  • ディーラーや中古車販売店に足を運ぶ: 実車を見て、試乗し、販売スタッフに話を聞くことで、より具体的なイメージが湧いてきます。

6. まとめ:「貧乏だからこそ」の選択もアリ!アルファードが与えてくれるもの

「低収入の僕がアルファードを選んだ理由!貧乏だからこそアルファードを買うに至った背景」と題して、僕自身の体験と考えをお話ししてきました。

「貧乏だからアルファードは無理」と諦めるのは簡単です。しかし、「貧乏だからこそ、限られた予算の中で最大限の価値を得たい」「貧乏だからこそ、家族との時間を何よりも大切にしたい」…そんな想いが、僕をアルファードへと導きました。

確かに、購入にも維持にも工夫と努力、そして多少の我慢は必要です。しかし、それを補って余りある「家族の笑顔」「快適な移動空間」「所有する喜び」「目標を達成した自信」は、お金では買えないかけがえのないものです。

【低収入でもアルファードに乗るためのポイント】

  • 明確な目的意識: なぜアルファードが欲しいのか?
  • 中古車という選択肢: 初期費用を大幅に抑えられる。
  • 賢いローン計画: 無理のない返済プランを立てる。
  • 徹底した維持費管理: 固定費削減、節約術の活用。
  • リセールバリューの高さも考慮に入れる。
  • 何よりも「好き」という情熱と諦めない心。

もちろん、これはあくまで僕個人のケースであり、全ての人に当てはまるわけではありません。しかし、「低収入だから」という理由だけで、憧れを諦めてしまうのはもったいない。この記事が、アルファードへの夢を抱くあなたの背中を、少しでも押すことができたなら、これほど嬉しいことはありません。



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